2012/12/31

Make My Own Climbing Wall #2 / プライベートウォール製作記(ウォール部編)


基礎編の続きです。

ウォールについて考える


基礎ができたのでそれに取り付ける板について考えます。当初は12mm厚のコンパネを使おうと考えていましたが、垂木を使用しない構造なのでもう少し厚い15mmにすることにしました。コンパネだとジョイフルで880円で買えるのですが、値段はその倍以上のする15mmのラワンランバーコアにしました。ランバーコアにしたのはベニヤよりも軽いからです。

ウォールにはホールドを当然取り付けますが、ボルトオンタイプのホールドは板の裏側から爪ナットという物を取り付けて置いてそれに締め込みます。色々調べた結果、大体サブロクの板あたり40個前後穴が開いていれば良いようです。なので、以下の配置で穴を配置することに決定。


変則型のダイヤモンド配置です。隣合う穴の間隔は300mmで、更にその対角線同士が交差する点にも穴を配置しました。つまり、150mm間隔で互い違いに配置されているということですね。これで1枚あたり36個の穴になるので妥当ではないかと思いました。

ちなみに取り付け方法は垂木クランプなどではなくUボルトを使います。以下の様な感じでテストしてみました。うんまあいいんじゃないか。


穴開け


作った基礎に合わせてみると、サブロク4枚で大体ちょうどいい事がわかりましたので早速またジョイフルホンダで購入しました。上に乗ってるは裏につける補強用の集成材垂木です。補強については後ほど。

 
1枚は600mm幅で切ってもらいます。これがルーフ分になって、残りの300mmが一番足元になる予定。

持ち帰ってまずは穴を開けます。これも今や一人一台のインパクトドライバーでやります。

 
12mmのドリルを使用するのですが、4枚穴の位置を測るのがすげーめんどいので1枚目にだけちゃんとケガキしてあとは重ねてハタガネで固定して一気にやっちゃいました。



さすがに45mmもの穴だと垂直に開けられてるか不安でしたが、並べてみたら結構良い感じなので安心。


相手はベニヤなんであんまりこだわってもしょうがないんですが、一応穴の周りのブサブサになったところにはペーパーを。



更にUボルト用の穴も開ければこれで完了ですが、モチベーション維持のために単管に仮止めしてみました。

 

おお、想像通り。更に1つだけ手元にあるホールドを取り付けてみます。



あー、なんかテンション上がるわー。 それっぽいわー。

補強について


穴を開けた板をUボルトで単管に固定するのですが、15mm厚とは言えこれではやっぱりたわんでしまうのではと思いました。先日知り合ったジムの店長さんからは15mmあればなんとかなるとは伺っていたのですが、やはり補強が必要ではないかと。

ですが、板を直接単管に固定する構造上、1800mmの長辺全部に補強をつけることができません。構造的には劣ることになりますが、単管を避ける形で以下のように補強をすることに決定。


 一応木工用ボンドを塗った上で表側からコーススレッドで固定しました。これで相当丈夫になりました。

塗装


屋外に設置するので当然雨ざらしになります。単管部分はある程度耐えてくれますが、木の部分はどうしても腐食の心配があります。ということで塗装が必至となりますが、今回は家を設計してくれた建築家のアドバイスに従いキシラデコールを採用しました。家の色に合わせて黒にします。キシラデコールはネットで送料込みで7,350円のところを見つけて購入。高いです。

ハケでひたすら塗ります。なんでローラー使わなかったんだっていうと、説明書きにローラー使ってもOKって書いてなくてハケとしか書いてないからです。それなりに塗装の浸透とかにハケが意味があるんだろうなって信じて頑張りましたが、今思うと絶対ローラーで良かったよ。。。


塗膜を作らず木材に浸透する塗料です。この日は天気が良くなって、あっという間に乾いていくのでどこまでやったかわからなくなる。これが2度塗りの途中。。。


穴の中も綿棒を使って塗りました。もう意地。



んでもって完了したのがこれ。わっかんねー。 ちなみに一部切欠きがあるのは単管の曲げ部分を逃がすためです。


1度塗りからは1日置いて、さらに2度塗りから組立までの数日乾燥させました。

ここまで作業3日。さらに一週間休んで組立編につづく。

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